むとう矯正歯科の矯正後のメンテナンス

一定の保定期間が過ぎました。ではもう歯並びは、このまま一生変化せずに過ごせるのでしょうか。誰もが思うことです。

矯正歯科のどの先生も困っています。矯正歯科治療で並べた歯は、コンクリートの中に埋め込んだわけではありません。様々な機能が働く場に並べているのです。その機能とは、口唇、頬、舌や咀嚼、飲み込みの筋肉、そして顎の位置、動き、呼吸、その他歯軋りや顎態や舌の癖など様々です。中には人類学上の問題も絡んでいるものもあります。

そこで歯の位置は、様々な力の影響を受けています。

矯正歯科治療で、歯が動いたのは、歯にかかる力の方向をワイヤーやゴムの力で変えたからです。

私達は、理論的理想的な位置に歯を並べますが、その歯列が、諸機能と完璧に調和をとることは、現実問題として限界があります。そのまま保定を続けるのが、賢明かもしれません。そこが、矯正歯科治療の難しいところです。

保定中、その他顎の成長発育の変化や不可抗力によるものについては、毎回のチェック料のみで再治療を行います。

装置の使用に十分な協力がなく、またアフターケア以降の再治療では、毎回のチェック料の他に装置の実費(20,000~80,000円【税抜】)が必要な場合もあります。

メンテナンスと再治療症例

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